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National Panasonic RF-877
"Cougar No.7" Portable Shortwave Receiver
[Project Preview - Restoration has not yet started]
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レーダースクリーンの中の宇宙
なにかの雑誌で見た東芝サウンド750GTVが気に入っておねだりしたものの、
家に来たのはナショナルクーガNo.7。
かなり失望はしたものの、小学4年生にとってすごいマシンを買ってもらったことには変わりがありませんでした。
短波とは何であるかもろくに理解していなかった小学生にとって、
レーダースクリーン風のダイヤル盤に不思議な音が広がる短波バンドはまさに未知の宇宙でした。
クーガNo.7は私にとって最初の短波ラジオであり、 忘れることのできない日々を共にしたマシンでしたが、 やはりいつのまにか家人に捨てられてしまいました。 もう一度手にしたいなあとは思いつつも、この手のモデルは日本では異常なほどの高値がついてますし、 思い残すことはないと思えるほど使い込んだつもりでしたし、 そもそも短波受信機として冷静にみればRF-877は何ということのないモデルですから、 今まで触手は動かしていませんでした。 が、ある日疲れきった自分の心を癒すために秋葉原病院をさまよっていたら、ジャンク屋にRF-877が。 値段も案外に安く、その日の治療として購入しました。 ICF-5900のときと同様に、いやそれ以上に、どこかにしまいこんでいた自分のラジオがようやく出てきた、という気持ちになりました。 ラボのチェアにゆっくりと腰を沈め、あらためてこのラジオを手にとってみると、25年以上ぶりのはずなのに、昨日まで使っていたかのような錯覚さえ覚えたのです。 |
| DC6Vジャックから電源を供給すると、コントロール類に多少のスクラッチを示しながらもクーガNo.7は吠え出しました。 各バンドの感度も音質もメータの動きも良好。 外装も損傷はなく、清掃と軽整備だけで完全復帰できるものと思われます。 ただし入手して2年近くたって電池で動作させてようとしたら、 全く電源が入りません。 DC6Vジャックの接触不良でしょう。端子を見るとかなりひどい酸化を呈しています。 修理に困難はないはずです。 |