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近代戦における戦略爆撃についての解説。初期の爆撃機と2つの世界大戦での爆撃機の運用にはじまり、戦略爆撃における技術開発、戦略爆撃機の生還性につい
て、ステルス、旧ソ連製ブラックジャックとロックウエル・インターナショナルB-1Bの比較、各種ミサイル、そしてB2を含む今後の技術開発の可能性につ
いて書かれています。
執筆された時点ではGPS利用兵器はまだ実戦配備されてはいなかったようですし、Fー117については記述がありません。JDAMやPavewayに代表
される精密爆撃兵器の登場でこの本以降の爆撃戦はずいぶん様変わりしていることがわかります。
GPS利用技術に携わっている者として、ムービング・マップ・ディスプレイをはじめ多くの技術が戦略偵察および爆撃の必要性から開発されたことをあらため
て知らされます。これらの技術が、本来の目的ではなくて、副産物であったはずの非軍事・平和利用にこそ生かされることを切望してやみません。
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